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「超限界集落」ついに1世帯1人に 高齢者相次ぎ特養へ


 仙台藩の藩境警備に由来する山中の集落で「超限界集落」化が進んでいた宮城県七ケ宿町稲子(いねご)の住人が、1世帯1人だけになった。昨年は3世帯4人が暮らしたが、高齢の3人が今年、相次いで町中心部の特別養護老人ホームに入居。残る1人も冬の間は山を下り、無人となる。

 稲子は1681年、仙台藩が足軽10人を住まわせたのが始まりで、町役場から車で30分ほどの山あいにある。明治以降も養蚕や炭焼きで生計を立て、1960年には127人がいた。仕事を求めて若い世代が山を下り、自立生活ができなくなったお年寄りも次々と離れ、集落はついに消滅寸前となった。

 町は6年前から、稲子に向かう町道の除雪費節減や吹雪の際の緊急搬送が難しいことを理由に、住人に冬期間は山を下り、施設や空いている町営住宅で過ごすよう要請してきた。さらに今夏までに、大葉富男さん(91)、敦子さん(88)夫婦と一人暮らしだった佐藤あきをさん(96)が特養に入り、住民票も移した。

<以下省略>

※引用元:

「超限界集落」ついに1世帯1人に 高齢者相次ぎ特養へ:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASKCZ71R5KCZUNHB01F.html


管理人の反応

ヽ(#`Д´) ムカッ!


ネットの反応

  • 写真で見る限り景色は綺麗で別荘的には住めるかも。大勢が1ヶ月単位の長期休暇取れる生態系であればこういう土地の「使用価値」も高まるかもしれんが。。
  • 高齢者が亡くなると消滅する地方の市町村が半数もあります。 地方の復活には、崩壊した「家族中心主義システム」の子供たちへの再教育が重要ですね。
  • 残念ではあるけど、人口減少社会の中で、どこもかしこも若い人呼び寄せてっていうのは、もはや人口の取り合いに過ぎない。今後こんな事例どんどん増えてって、珍しいことじゃなくなるんだろうな
  • 山登りをしていると廃村・廃屋を見かけることがそれなりにあるわけで、集落レベルなら昔からよくあったっしょ。ニュースバリューがあるとは思えないけどなあ。
  • とうとうこんなニュースが・・・・と思って見てみたら、そう遠くない場所の話でビックリ。決して対岸の火事ではないということを改めて実感。
  • 私が住んでいた町からさほど遠くない七ヶ宿。雪も深くて冬は大変なんだよね。長老湖の紅葉、とても綺麗だったことを思い出した。
  • 歴史ある宮城県の山中の集落の話。これからますます増えるだろう集落の消滅をどう考えるか、現場からの報告。


























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